日本にとって中国の国力の増大は、国家の存亡にかかわる重大な関心事です。隣国ですから。しかし、中国自身の政策や成長をやめさせることは、近代主権国家の枠組みではできません。できるとすれば、外交です。日本がよって立つ外交の基本は日米同盟です。アメリカとの協力なくして日本の国際社会での地位の維持は難しい状況はまだまだ変わらないでしょう。

その一方で、日本に何ができるかというと、選択の幅はあまり広くありません。日本は極東の国ですので、島国として守られてきた面がある一方で、外交の幅があまり大きくありません。ODAの支援で味方を増やしていくやり方も日本自身があまりお金持ちではなくなっているので難しくなっていますし、日本の平和主義では軍事的な同盟をあからさまに強化していくのも課題が多いことになります。そんな中で、中国の向こう側にあるインドは、非常に重要な国です。これから世界の超大国になることが確実視されている国だからです。

国際情勢を見るうえでインドの役割はまだまだ知られていないことがたくさんあります。

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