インドは環境先進国になっています。EV化を進めたりプラごみを禁止したり、温暖化対策にも野心的な目標を掲げています。産業の部門では、第一次産業の農業から、工業を通りこして、ITなどのサービス業にインドはジャンプをしました。同じように環境面でもいわゆるゴミなどが多くて汚い国から、クリーンな国へとジャンプする可能性があります。もともと自然を大切にする国民性があるので不自然なことではありません。

その一方で、貧しい人たちの厳しい暮らしは今も続いています。様々な社会問題を抱えているインドはSDGsの現在進行形の実験場です。カーストの問題も残っていますし、女性のエンパワーメントも急速に進んではいますが、まだまだの面も多いのです。こうした社会問題は、日本人も共感できるようになってきました。日本人は戦後の努力で特別な地位を勝ち取った優等生ではもうなくなってきています。物価を考慮すると、インド人の収入と生活のレベルとは変わらなくなってきているところもあります。

インドの「社会」や「貧困」は、普通の一般人としての日本人にとってももう他人事ではありません。

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