なぜインド人のNBAプレイヤーが生まれるのか?【クリケットしかない巨大なスポーツ市場への切り札は地元出身選手の活躍、相撲みたい】

インドのPrincepal SinghがNBA Gリーグと契約した。NBA Gリーグに署名した最初のインドのNBAアカデミー卒業生。シン選手はインド代表のシニアナショナルチームの一員として国際大会でインドを代表している。パンジャブ出身。

プリンスパル・シンのポジションはパワーフォワード。生まれは2001年1月3日でまだ19歳。身長2.08 m(6フィート10インチ)体重102 kg(225ポンド)。シンはインドのパンジャブ州にあるデラババナナック出身。バレーボールが得意だった。2014年、バレーボールアカデミーに挑戦するためにパンジャブのルディアナルイジアナに旅行した際にルディアナのバスケットボールアカデミー(LBA)のコーチに見いだされた。2016年、シンはオハイオ州でプレイするために75,000ドル相当の3年間の完全な奨学金を獲得。しかしビザが2回拒否された。
 シンはデリーのNBAアカデミーインドで18か月訓練を受け、2017年5月にオーストラリアのトレーニングセンターであるNBAグローバルアカデミーで訓練を受けた。2020年7月28日、シンはNBA Gリーグと1年間の契約を結び、Gリーグセレクトチームに加わった。プロの契約に署名した最初のNBAアカデミーインドの卒業生となった。

 プロバスケットボールNBAは2018年12月、NBA史上初めてインドで試合を開催すると発表した。2019年10月にムンバイでインディアナ・ペーサーズとサクラメント・キングズがプレシーズンマッチを行った。アメリカの4大スポーツとして初めてインドで試合を開催した。
 クリケットしか人気のスポーツがないインドはNBAにとって魅力のマーケットで、NBAは2011年にはムンバイにオフィスを開設した。市場開拓の切り札は、インド出身の選手がNBAでプレーすることで、中国の姚明ヤオ・ミンのインド版選手への期待があった。
 2015年にはNBAドラフトでインド人選手サトナム・シンが指名された。2巡目52位でマーベリックスから指名された。「ワン・イン・ア・ビリオン」というドキュメント映像もつくられた。しかし、シンはNBAではプレーできず下部リーグに甘んじることになった。NBAは2017年にインドのデリーでNBAアカデミーを開校。その第一号がプリンシパル・シンだ。はたしてNBAで活躍できるのか。
 東京オリンピックでは、新種目の3人制バスケットの予選がインドのベンガルールで3月に開催されることになっていた。国際バスケットボール連盟(FIBA)。男女各20チームでそれぞれ3枠の出場権を争うものとして期待されていた。
 2019年の「FIBA 3×3 U23女子ワールドカップ」では日本代表が国際規模の大会で初めて優勝を果たし3×3女子日本代表にも期待が集っていた。2020年3月4日、FIBAは新型コロナウイルス感染症のため、この春から初夏にかけての国際大会の中止、延期を発表した。
 地元選手の活躍を期待するのは相撲も同じ。体当たりのスポーツ。

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