スリランカ人ウィシュマ・サンダマリさんの死

名古屋出入国在留管理局に収容されていたスリランカ人のウィシュマ・サンダマリさん(当時33歳)が3月6日に通常の医療を受けられず死亡した。法務省・出入国在留管理庁が発表した中間報告よりさらに深い調査が必要だ。

法案議論で注目とデイリーミラーは伝えている。1月中旬から腹痛などの症状を訴えて3月6日に死亡した。4月9日に発表された事件に関する中間報告では、法務省は彼女の死の原因を特定しなかった。ミャンマーやトルコなどの少数民族を含め、日本で難民の地位を求めている多くの外国人は国会の議論を注意深く見守っている。

国連難民高等弁務官事務所は、4月9日付けの声明で、「国外追放に対する庇護申請の一時停止効果の解除」に関する法案について「非常に深刻な懸念」を表明した。

5月6日の記者会見で、作家の中島京子さんやテレビタレントのラサール石井さんなどが記者会見で法案の廃止を要求した。

葬儀を行うために5月1日に日本に到着した2人の姉妹は、記者会見で亡くなった理由を糾した。翌日女優小泉今日子の「国外追放ではなく難民保護」という意味のハッシュタグ。
野党議員たちは、与党が法案を提出するのを阻止するために、上川陽子法務大臣に名古屋入国管理局の映像を公開し拘留中にウィシュマの健康状態がどのように悪化したかを確認するよう要求した。上川は、ウィシュマの尊厳を守る必要性と安全上の理由から、映像の公開を拒否。

中間報告と支持者によると、ウィシュマは母国の大学を卒業した後、2017年6月に子供たちに英語を教えることを望む学生として来日。家族からの送金が止まると、スリランカは日本語学校の授業料を支払うことができず学生としての地位を失った。
食道炎を発症したウィシュマは、医師の診察を受け、入国管理施設の外の病院で内視鏡検査を受けた。3月6日無反応になり病院に運ばれその日のうちに死亡。支持者が最後に3月3日に彼女に会ったとき彼女の目がくぼんでいて口の周りに泡があり指が硬った。

ナイジェリア人男性が2019年に長崎県の入国管理センターでの長期滞在に抗議するハンガーストライキで死亡。

日本の入国管理局によると1月の時点で国内には約82,000人のオーバーステイがあり、毎年約10,000人が国外追放命令を受け入れて本国に送還されている。

 

スリランカ人のラトナヤケ・リャナゲ・ウィシュマ・サンダマリさん(33)は沼津市の交番に駆け込みパートナーによるドメスティック・バイオレンス(DV)から逃げてきたと訴えた。被害者のはずがビザが切れていたことを理由に警察は身柄を拘束し名古屋出入国在留管理局に照会。ウィシュマさんは名古屋入管に収容された。半年後に体重が20キロ減り自力では歩けず車いすを使用するようになった。面会では嘔吐用のバケツを持ってくるようになったという。亡くなる2日前の3月4日に精神科医が出した収容解放の勧告も聞き入れなかった。5月17日にウィシュマさんの家族が名古屋入管を訪れた際、局長はウィシュマさんが亡くなった部屋を弁護士に見せることを拒否。2007年以降、18人の外国人が入管収容中に死亡している。

ウィシュマさん虐待していた非正規滞在者の元恋人の男性。
「私、彼氏から長い時間殴られて犬みたいに家の中で怖くて待っていました。ビザがなく怖くて仕事をやめていました。彼に家賃と食べ物のおカネ半分あげるできなかったら、私もいらない言われた」

外国人がデモに参加したことで在留期間延長が却下されたことが争われた1978年のマクリーン事件では、最高裁は外国人の人権は在留資格の範囲内でしか保障されないという判決を下した。外国人にとっての憲法はすなわち入管法。

外国人の人権の問題ではない。日本人の人権意識の問題だ。

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