ニュースメモ ネパール墜落

ネパール 20220613

ジョムソン村では天候の回復を何日も待った。私は結局脱出できずにヘリをチャーターした山のフライトは危険が多い。また事故があった。

乗客乗員22人全員が遺体発見された。ネパールでの航空機墜落、この10年で19回目。ネパール中部で2022年5月29日、乗客乗員合わせて22人が乗った小型機が墜落した。ネパールの航空当局によると現地時間の29日午前10時前、ネパールの首都カトマンズから西におよそ200キロのところにある観光地ポカラを離陸した民間の航空会社「タラ航空」の小型機が、離陸からおよそ10分後に連絡が取れなくなった。

小型機の乗客はドイツ人2人とインド人4人、ネパール人13人の計19人。乗務員はネパール人の3人だった。軍などが周辺を捜索。30日の朝にポカラからおよそ160キロ離れた山中に小型機の墜落してバラバラになった機体が発見された。周辺の天候は悪かった。

ヒマラヤ山脈など8000メートル級の山々があるネパールは天候が変わりやすい。山の中にある滑走路は離着陸が難しい。航空機の事故がたびたび起きている。北部のジョムソンに向かっていた。ジョムソンはトレッキングの拠点となる町で外国人観光客も多い。何日も天候の回復を待ったことがある。することがないのでロバに乗ったら落馬した。痛みもひどかったが乱反射する雪山の光景は脳裏に焼き付いている。どうしても通信が行える場所に出なければならず結局ヘリでポカラに脱出した。

ジョムソンでは2013年にも小型チャーター機が空港で着陸に失敗。滑走路をオーバーランして川に突っ込んでいる。乗客の日本人女性5人が重傷を負った。2016年にもポカラからジョムソンに向かっていた小型旅客機が墜落し、乗客乗員の計23人全員が死亡している。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220531/k10013650661000.html
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB302TT0Q2A530C2000000/

インド人登山家ナレンダー・シン・ヤダブさん(26)が2022年6月、世界最高峰エベレスト(標高8849メートル)の登頂に成功した。ヤダブさんは3日、AFPの取材に応じ「エベレストはみんなの夢だが、私にとっては人生だ」と語った。
このヤダブさん、2016年、エベレスト登頂を偽装したとして、同行した2人の登山家と共に6年間のエベレスト登山禁止処分を受けている。山頂にいる写真がデジタル加工されていることが発覚し、ネパール政府がヤダブさんの登頂を取り消した。
ヤダブさんの登山禁止処分は、2022年5月20日に解除され、1週間後、エベレストに登頂。写真や動画を撮り、十分な証拠が提示されたとして証明書が発行された。
エベレスト登頂の証明書発行には、写真と、隊長とベースキャンプに駐在する政府の担当者の報告書が必要となが、不正も横行しているという。

https://www.jiji.com/jc/article?k=20220607043083a&g=afp

ネパールは雨期到来でインドに電力輸出を開始した。インド電力取引所を介したネパールからインドへの電力輸出。出力で計364メガワット相当の電力を売却。ネパール電力公社(NEA)発表。

https://www.nna.jp/news/show/2348699

日本では、岐阜県警警備1課と関署が2022年6月6日、入管難民法違反(不法残留)の疑いで、ネパール国籍で岡山市北区大内田の派遣社員の男(30)を逮捕した。報道によると岐阜県関市小瀬の工事現場で起きた傷害事件に絡み、現場で働いていた1人として事情を聴いたところ、不法残留が分かったという。

https://nordot.app/906850664558428160?c=768367547562557440

貧困と雪山がつながる国ネパールを考えると自分が見えてくる。

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