マイナス成長ならどうなるのか、インドの主な経済指標をまとめてみた
GDP前年増比 4.7%(2019年度第3四半期10~12月)
貿易収支(億米ドル) ▲347(2019年度第3四半期10~12月)
経常収支(同) ▲14(2019年度第3四半期10~12月)
金融・資本収支(同) 7(2019年度第3四半期10~12月)
自動車販売 1,646,332台 ▲19.1%(2020年2月)
鉱工業生産 4.5%(2020年2月)
通関収支(同) ▲97.6 (2020年3月)
消費者物価指数 5.91%(2020年3月)
外貨準備(同じ) 4,746.6(2020年4月3日)
政策金利 4.40%(2020年3月27日)
マイナス成長も心配される。ネルー首相死去の後、インディラ・ガンディーが政権政権下では、明確な開発政策がないまま民間産業に対する規制・統制が強化され国有部門が拡大された。1967年、小規模工業事業所だけが製造を行え大中規模企業は参入できない生産品目留保政策が導入され、その品目数はのちに800以上となった。1969 年には民間主要商業銀行14行が国有化された。独占禁止法が制定され大企業工業への規制が強化された。綿紡績工場、保険、炭鉱、外資系石油会社などが国有化。1973年、外資持ち分を原則40%以下に制限する「外国為替規制法」で、IBMやコカ・コーラなどの外国企業がインドから撤退した。韓国、香港、台湾、シンガポールは、輸出主導で成長を続けていた。1979年の成長率は▲5.2%。低成長は「ヒンドゥー的成長率」と呼ばれた。