「アラジンの魔法のランプ」を売る詐欺の手口【火に魔力を感じる人は少なくない】
男2人を逮捕。「アラジン」を名乗る人物も。「アラジンの魔法のランプ」と嘘をついて金銭をだまし取った。被害者はインド人の医師。放送局「NDTV」で手口を説明した。医師は体調が悪いという女性を自宅に往診。息子と称する男2人から行者と会うよう勧められた。医師が行者に会うと1500万ルピーでランプを譲ると勧められた。ランプは富や幸運や健康をもたらす「アラジンの魔法のランプ」。物語の主人公で「アラジン」を名乗る人物も現れた。魔人の「ジーニー」も現れるかのように振舞った。医師は息子が病気で入院していた。男らは「息子に呪いをかけた。金を払わなければ黒魔術で他の家族にも呪いをかける」。
医師が魔神に触れようとすると危険だと止めたという。ランプを持ち帰った医師は、詐欺団の一人が魔神に変装していたと気付いた。詐欺団は2020年10月29日に逮捕された。
なぜこんな嘘のような詐欺事件が起きるのか。
ディワリは火の祭り。火に魔力を感じる人は少なくない。