【インドの州】3:アッサム州

北東インド。中心都市はグワーハーティーだが、州都はディスプル。2006年アッサム州は州名を植民地化以前のアソム州にすると発表している。西はバングラデシュ、北はブータンと接している。多くの民族が居住し、言語、宗教も複雑である。デグボイ付近では石油が採掘されている。州内に4カ所の製油所を持つ。2019年暮れには安倍首相が訪れる予定だったが治安悪化で中止となった。
 T型の形。セブン・シスターズと呼ばれるインド北東部の中核。ビルマのアッサム侵攻(1817年ー1826年)によってビルマに併合後、第一次英緬戦争でイギリス東インド会社がインド植民地に併合。バングラデシュの独立で。つながってはいるものの飛び地のような感じになっているこの地域は周辺の6州を含めてひとつのアッサム州だった。
 ガンジス川に河口で合流するブラマプトラ川の流域とその周辺の丘陵地帯。気候は熱帯モンスーン気候で、6月から9月にかけて雨期となる。湿度が高く雨季には多くの雨が降り稲作が盛ん。年降水量は2000ミリメートル以上。ヒマラヤ山麓では1万ミリメートルに達して世界最多雨地帯の一つ。低地帯ではジュートが栽培される。
 照葉樹林文化。アッサム茶が有名。茶摘み期には労働者が出稼ぎにくる。コクと濃い水色で味わいが濃いため特にミルクティーに向く。CTCも多い。
 アッサム・シルクも有名。野蚕のシルクは、森の中で蛾が飛び立ったものを採取し、煮沸、つまり殺生しないことからアヒンサー(不殺生)シルクと言われる。

 

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