ニュースメモ 中央アジアとサミット
共和国記念日への中央アジア諸国の主賓参加は新型コロナウイルスの感染拡大で見送られたがインドを含む6か国はオンラインでの首脳会議を記念日の翌日の1月27日に開催しアフガニスタン問題をめぐる合同作業部会を設立した。真に代表的で包摂的な政府の形成や、テロや麻薬密売との闘いなどアフガニスタンをめぐる幅広い地域協力を確認した。
https://mea.gov.in/bilateral-documents.htm?dtl/34773/delhi+declaration+of+the+1st+indiacentral+asia+summit
https://www.excite.co.jp/news/article/Recordchina_888868/
モディ首相は、2015年にすべての中央アジア諸国を訪問している。2021年12月18日から20日まではニューデリーで外相レベルの第3回会合を開催。2021年11月10日にニューデリーで開催されたアフガニスタンの地域安全保障対話には、中央アジア諸国の国家安全保障の代表が参加した。オンラインサミットはインドと中央アジア諸国の指導者が包括的で永続的なインドと中央アジアのパートナーシップを重視していることを象徴している。
https://www.sankei.com/article/20150709-SGE3KLHSBJNFHJNKOIH2IMJLTI/
一方で、中国は中央アジア5カ国とオンライン首脳会議をこの直前に行っている。中国の習近平国家主席は1月25日、中央アジア5カ国の首脳と国交30周年を記念してオンライン形式でサミットを開いた。カザフスタンで反政府騒乱が起きたことを受け、中国は巨大経済圏構想「一帯一路」を通じて関係強化を進めてきた中央アジアを改めて引き付ける狙いとみられる。カザフは中国新疆ウイグル自治区と国境を接する。天然ガスを中国に送る。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d654c938110ddfd565360ef87137d21f4564ef05
カザフ情勢がインドにも影響を及ぼす。