現代インドの政治経済についてのウェビナーを視聴・参加した【年末には『図解インド経済』という白桃社の本も出版される】
海外インターンのタイガーモブの『インド政治経済研究の第1人者佐藤教授から聞く、インドのこれまでと最先端事情』のウェビナーを視聴・参加。①グジャラート暴動の発端となったゴドラ事件は巡礼帰りのヒンドゥー教徒が乗った列車が出火し列車に閉じ込められて死亡した可能性があること②モディ首相のVISAがヨーロッパでも発給されない中、日本が州首相の投資促進来日を認めたこと③シン政権末期のスタグフレーションが深刻であったこと④ラーム寺院の管理の判決の裁判官が上院議員になった件⑤ラジャン総裁の金利引き下げと高額紙幣禁止直前での辞任の話⑥モディ第一期100日政策のトリが3・5兆円の投資を取り付けた京都訪問だったこと⑦石油価格がモディ改革を後押ししたこと⑧銀行の不良債権と保護主義が懸案であること⑧コロナの財政出動が不十分であること⑨株価は持ち直しており集団免疫を他国より早く獲得するかもしれないこと、などインド時事の興味深い点が満載だった。メンティ・メーターやジャムボードを使った質疑も面白く、12月に『図解インド経済』が白桃社から出版になるというのも朗報だった。
こうしたウェビナーがもっと増えていけばいいと思う。