もう一つの人口大国インドネシアでも感染拡大【インドとは関係強化を模索】

2019年12月13日、インドネシアのレトノ外相はインドのスブラマニヤム外相と会談し、2025年の2国間貿易額を500億ドルに増加させていくことで一致した。モディ首相は11月の東アジアサミットで東アジア地域包括的経済連携(RCEP)に参加しない意向を示す一方、ジョコ大統領との会談では、インド大洋州地域の平和と安定に向けた関係強化を行うことで合意。インドネシアとインドとの貿易関係は二国間で進むのか。
 500億ドルは、2018年5月にジャカルタで行われた首脳会談で合意。インドはインドネシア産のパーム油に対して44%の高関税を課していたためこれを改善したい。

 両国の国境が接する、アンダマン・ニコバル諸島とアチェの連結性を高めることも課題。アチェ州とその北約700キロにあるインドの連邦直轄地アンダマン・ニコバル諸島との接続性を向上させるために策定した行動計画に合意している。

 インドネシアは感染者・死者ともにASEAN最悪。2020年6月17日に4万1431人でシンガポールを抜いて域内最悪を記録。死者も2276人(17日)で2番目に多いフィリピンの1108人(17日現在)の約2倍。シンガポールは、パキスタンやバングラデシュからの労働者がいる宿泊施設で集団感染が続いた。「サーキット・ブレイカー」で死者数は少ない。
 ジャカルタでは4月10日以来続けてきた「大規模社会制限(PSBB)」と呼ばれる都市封鎖が6月4日以降、実質的に緩和。自転車の車道走行が危険になっている。
 フィリピンでは夜間の外出などが制限され、セブ市では緩和した規制を15日夜から再び強化。一進一退が続いている。

 インドネシアでもIoTを活用した顔認証機能付き体温センサーや、マスクの着用状態や人が密集する場所の探知機能などの開発など国家防災庁主導の新型コロナウイルス対策のスタートアップが進む。

 日本はRCEPよりも二国間なのか。ジョコ大統領にはお目にかかったことがある。人気、指導力、国の成長と自身の成長のシンクロなどモディ首相と共通点も多い。

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