抵抗力増進で注目のベジタリアンはWithコロナで起きる新しい消費動向となるのか?【飲尿からビーガンまで様々】

With コロナで起きる新しい消費動向。食の多様化フードダイバーシティ。「With コロナ」のトレンド需要。ベジタリアンやビーガンレストランに増えた新規顧客。こんな人。25歳都内在住の一人暮らし会社員で普段自炊はせず、会社はテレワーク中心で歩く量が減り慣れない働き方で生活リズムが不規則になってテイクアウトやデリバリーで肉中心で好きなものを食べているうちに体重が増えて野菜不足を実感する。

 ファミマも売り始めたビーガン向け商品。健康志向の高まりやインバウンドの増加などの影響から、日本国内でも目にする機会が増えた。ビーガンはイギリスで発祥したベジタリアンのライフスタイル。
ビーガンは卵や乳製品、はちみつ、魚介や肉の骨からとったスープなども含む、動物性食品を一切口にしない完全菜食主義者。乳製品は許容するラクト・ベジタリアンや、乳製品と卵を許容するラクト・オボ・ベジタリアンと異なる。
 たんぱく源は豆類。豆腐や大豆ミート、グルテンミート。チーズやヨーグルトは、豆乳など植物性の原料で作られたものを選択する。動物愛護のため毛皮など動物由来の衣服も身に着けないエシカル・ビーガンもいる。
 アメリカでは、時々ビーガンも広がり、全世界でビーガン人口が拡大している。日本はインバウンド対策。キューピービーガンは、キューピーが販売している卵不使用マヨネーズ「エッグケア」がビーガンの人でも食べられるとして注目された。
 ヘルシーな肉の代替品としていま注目を集めているジャックフルーツ。インドでは大半が捨てられていたがイギリスではインド南部のケララ地方の特産物のアジア最大の果実が肉の代替用として輸出される。インドでは低所得者層の食べ物として大半が捨てられていた。肉の食感がある。自然食品で添加物がない。

 菜食主義者は一般的に畜肉、家禽、魚肉およびその加工品を避ける。古代ギリシャの哲学者で菜食主義者であったピタゴラスにちなんで、菜食主義者は英語でピュタゴリアンと呼ばれていた。
菜食主義の初期の記録は、紀元前7世紀、生命への寛容を教えていたインダス文明。インドでは動物への非暴力的態度(アヒンサー)に関連して菜食主義が何千年もの間、宗教団体や哲学者によって広められた。古代インドの作品『ティルックラル』は、明確に菜食主義と不殺生を説いている。仏教やジャイナ教では、故意に生き物を殺してはならない。仏教の精進料理は、倫理的な戒律を守るという意味。
 日本では奈良時代に天武天皇の律令体制以後、動物の殺生や肉食が禁じられていき、肉食はタブーとなった。明治以降に魚以外の動物の肉食が広まるまで、菜食主義は日本の伝統宗教である大乗仏教の重要な戒律の一つであった。鎌倉新仏教の時代「肉食妻帯」の浄土真宗、「末法無戒」の日蓮宗などが台頭し持戒の精神は廃れた。禅宗では、動物性の材料を一切用いない精進料理が発達した。懐石料理は多少魚介類なども採り入れている。黄檗宗の影響を受けて発達した普茶料理は完全菜食主義的。
 明治時代になると肉食が奨励され戦後日本で畜産物の消費量が増えたがアメリカの農産物販売戦略の影響との見方もある。
 ヒンドゥー教徒は殺生を行わない料理のみ摂取する。再生可能な葉っぱはよいが、根菜は命を奪う。肉体より精神を至高のものとする禁欲主義の影響。断食や粗食の修行で即身仏のような自発的殉教死もある。インドは不殺生戒(アヒンサー)思想の発祥地であり、遅くとも2千年以上前から菜食を奨励する宗派が存在した。ヒンドゥー教とジャイナ教が代表的で、国民の31%がベジタリアンとされるが実数は不明。
 ヒンドゥー教では肉食は避けるが乳製品は可。瘤牛は聖獣で絶対に食べない。ジャイナ教は肉食だけでなく、耕す際に虫が死ぬ農業、火中に虫が飛んで入る火を使った料理なども行わない。卵や野菜(大根、芋、葱など)を食べない。葱は上部だけなら可能。乳製品は可。命を奪わないから。ジャイナ教の僧は最終行として食を断ち餓死する。仏教では自らの手で殺生をすることは禁じられているが、上座部とチベット仏教では肉食は禁じられていない。釈迦は肉を食べ信者が釈迦のために肉を召使に買いに行かせた記述がある。
 ビーガンは乳製品と卵の両方を避ける。動物の苦しみを引き起こすことを避ける。
 2008年1月、自身がベジタリアンでもある気候変動に関する政府間パネル (IPCC) のラジェンドラ・パチャウリ議長。肉の消費を減らすことは個人ができる温暖化対策の一つである。イギリス政府に2020年までに国内の食肉消費量を60%減らすことを求めた。

 感染症と非菜食主義の食物の消費を結びつけるのはどうなのか。WHOのあいまいな姿勢が論議を加熱させている。


 サウスダコタ州スーフォールズのスミスフィールドポークプラントは、アメリカのポークの約5%を生産しており、全米最大のホットスポットの1つ。アイオワ州ペリーにあるタイソン工場では、コロナウイルスが730ケース発生しており従業員の60%近くを占めた。アイオワ州ワーテルローにあるタイソン工場では約2,800人の労働者の間で1,031件の症例が報告された。労働者の病気は工場の閉鎖を意味し食肉の滞納を生む。
 一部の農家は妊娠中の雌ブタに注射して中絶を引き起こしガス処刑、射殺、安楽死と動物保護団体をいらだたせる。アイオワ州の共和党員チャックグラスリー上院議員はトランプ政権に養豚農家にメンタルヘルスのリソースを提供するよう要請。
 食肉に反対する人たちの考え。 牛は牧草で飼育され大量の温室効果ガス排出を生む。植物ベースの食事を食べることは地球温暖化を逆転させる。ニワトリは遺伝子組み換えで非常に肥満になる。人工授精。母牛は離乳前に子牛と別れる。定期的に肉を食べ続けている間、パンデミックから逃れることはできない。ただし動物性タンパク質を多く含む食事を食べる人は、心臓病、糖尿病、腎不全で死亡する可能性が高い。これは事実だろう。

 ハリヤナ州のアニル・ビジ保健相が2020年3月14日、ツイッターに「動物の肉を食べて人類に危険をもたらすウイルスを作り出すな」と投稿。肉の消費が大きく落ち込むなど影響が出た。

 人間と植物の距離をウイルスが近付け動物との距離を遠ざけた。

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