インド系アメリカ人の史上初、女性副大統領?【蓮の女性カマラは神の別名】

アメリカ大統領選挙まであとわずか。再選を目指す共和党のトランプ大統領と政権奪還を目指す民主党のバイデン氏の争いだが、注目は副大統領。史上最高齢の大統領となるバイデン氏が誰を副大統領候補に選ぶのか。バイデン氏はことし3月、女性を副大統領候補に選ぶと表明した。女性層に支持を広げ民主党が重視する多様性を訴え候補者指名争いから撤退した女性候補たちの力を結集したいバイデン氏。アメリカ史上初の女性副大統領で盛り上がりをつくりたいのだろう就任時に78歳となるバイデン氏は70歳だったトランプ大統領よりも高齢で、大統領が職務遂行不能になった場合、副大統領が大統領になる。1963年11月22日にケネディ大統領暗殺事件でリンドン・ジョンソンが大統領に昇格、政権を引き継いだ。
 カマラ・ハリス上院議員(55)は、両親がジャマイカとインドからの移民。カリフォルニア州司法長官を務め演説が衆目を引く。大統領候補者指名争いでも注目された。ステイシー・エイブラムス元ジョージア州議会議員は一般教書演説で党を代表して反対演説を行った。バル・デミングス下院議員は南部フロリダ州選出であることが大統領戦には重要。オバマ政権で安全保障担当の大統領補佐官を務めたスーザン・ライスも昔の名前で出ている。ヒスパニックではニューメキシコ州 ミシェル・ルーハン・グリシャム知事。エイミー・クロブシャー上院議員は中西部ミネソタ州選出の上院議員。ミシガン州のグレッチェン・ホイットマー知事もラストベルトの奪回が注目。タミー・ボールドウィン上院議員も中西部ウィスコンシン州選出。中西部イリノイ州選出の上院議員ではバンコク生まれのタミー・ダックワースもいる。イラク戦で両足を失い上院には生後まもない娘を連れて登院した。左派ならエリザベス・ウォーレン上院議員。世論調査で支持率トップに立ったこともある。
 カマラ・ハリスは、1964年10月20日オークランド生まれ。カリフォルニア州の32代目州司法長官。カリフォルニア州選出の上院議員。2016年の上院選挙で当選し、ジャマイカ系およびインド系として初の上院議員となった。2019年1月21日(キング牧師記念日)に大統領選挙への出馬を表明し12月に資金不足を理由に民主党指名争いから撤退した。
 ハリスの母親のシャーマラ・ゴーパーラン・ハリス(Shyamala Gopalan Harris 1938-2009)は、1960年にアメリカに移民したチェンナイ出身のタミル系インド人。著名な乳がん研究者。父親はジャマイカ人移民の経済学者。ハリスが7歳のときに両親は離婚し母親に育てられた。「カマラ」は、ヒンドゥー教の女神ラクシュミーの別名でサンスクリット語の蓮の女性。子供のころチェンナイ・バサントナガルにある母の実家を頻繁に訪れた。母方の祖父はインドの外交官 P・V・ゴーパーラン。
 退任した元国連大使のニッキー・ヘイリーはインド系アメリカ人で、サウスカロライナ州史上初の女性知事・人種マイノリティ出身知事となった。父母はインド・パンジャブ州出身のシク教徒。
 優秀でしっかりしている女性はインドのルーツが理由なのだろうか。

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