60万人を超えたインドでの感染の中の洪水は他人事ではない【アッサムを襲う洪水とムンバイでは規制再開】

インドの北東部は新型コロナウイルスと洪水の二つの災害に直面している。人々はパンデミックの中で洪水に取り組むだけの余裕がない。村人は泥縄のいかだを漕ぐ。2020年6月29日、アッサム州の激しい洪水で耕作地と村が水没し救援キャンプに。三密は避けられない。1週間、大雨が降り、川から水があふれた。33地区のうち25地区で少なくとも130万人の生活に影響が出た。10月まで続くモンスーン。パンデミックがリスクを加速する。河川堤防の修繕は間に合わず、コロナウイルスの影響で収入は減少。農業への被害も増える。150万人が避難した。

 2020年7月2日に最大都市のグワハティにあるマニラムドゥワントレードセンターではベッドの準備に追われる。グワハティ市では、過去10日間で1,980件の陽性例が報告され、6月28日から2週間、完全な封鎖が行われた。

 アッサム州は2019年も洪水に見舞われた。モンスーンによる豪雨で洪水が発生し約520万人が被災。大河川ブラマプトラ川を含む11本の川が氾濫した。インドサイなどが生息しているカジランガ国立公園の大部分が水浸しになった
 去年はトラが洪水から逃れ民家で見つかり話題にもなった。洪水でカジランガ国立公園のシカ54頭、サイ7頭、イノシシ6頭、ゾウ1頭を含む計92頭の動物が命を落とした。

 動物との距離が、禍をもたらしたのか。


 アッサム州は北東インドの中核で中心都市はグワハティー、州都はグワハティーの衛星都市ディスプル。アッサムの住民は2018年時点の人口は約3300万人。バングラデシュ独立戦争の混乱などでインドに逃げ込んだ人々とその子孫も多い。不法移民とされ、国籍法改正の影響で混乱が拡大した。
インドの新型コロナ感染者は2020年7月2日に60万人突破。ムンバイでは通勤を禁止するなど規制が再導入された。死者は1万7834人。西部マハラシュトラ州では2020年7月1日、新規感染者が5537人と過去最多を記録。マハラシュトラ州はインドの累計死者数のほぼ半分を占める死者8052人。
 バッタ、洪水、サイクロン。中国とけんかをしている場合ではない。

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