モーリシャスで流出した重油の回収にあたっていた作業船が転覆【政府への支払い要求にはできるだけ応えて欲しい】
インド洋の島国モーリシャスで座礁した日本の貨物船「わかしお」から重油が流出した事件。重油の回収作業に当たっていたタグボートが転覆し、作業員3人が死亡1人が行方不明となっている。現地の報道などによるとタグボートは、重油の流出現場から無人の荷船を引いていた。乗組員は8人のうち4人は救助された。悪天候がタグボート転覆の原因だとえられている。ポワントデスニーからポートルイスに戻っていた。
モーリシャス政府は日本政府に12億モーリシャスルピー(約32億円)の支払いを求めた。地元報道によると、海洋汚染で被害を受けた漁業者の支援にあてる。漁船100隻を日本やスリランカから購入し沖合での漁に使う。
サンゴ礁が汚染され沿岸のマングローブ林に漂着した油の回収も難航している。