禁止された中国アプリPUBGを使っていたインド人ゲーマーはどうするのか?【人気俳優が支援するインド製対戦ゲームの舞台は問題の場所】

ボリウッドの俳優Akshay Kumarがインドの開発者とペアを組んで新しいゲームを作成した。インドと中国のヒマラヤで国境の緊張が続く中、中国のバトルロイヤルゲーム「プレイヤーアンノウンズ バトルグラウンズ(PUBG)」のモバイル版PlayerUnknown’s Battlegrounds(PUBG)が禁止された後、何百万人ものモバイルゲーマーたちが行き場を失っていた
 nCore Gamesが来月インドでFearless and United Guards(FAU-G)を立ち上げる予定。地元メディアによると、ゲームの第1レベルは、現実の紛争が続いているカシミールのラダック地域のガルワン渓谷に設定されているということでかなり刺激的、というか大丈夫なのかなと思ってしまう。
「ゲームは、インドの治安部隊が国内および国外の脅威に対処するために直面する実際のシナリオに基づいている」とのことだ。
 俳優の世界番付でもトップグループ入りをしたアクシャイ・クマールはFAU-Gはインドの自立への取り組みの一環だと述べた。ゲームの純収入の20%は、死亡した兵士の家族を支援する慈善団体に寄付されるという。
 中国の戦闘ゲームを禁止したもののインドのゲームの設定が中国との「紛争地」というのは皮肉。IT省はアプリが「インドの外にあるサーバーにユーザーのデータを不正に盗み、不正に送信する」としている。国境への兵力の集積は双方で進んていると伝えられる。インド人が怒りを表現して中国製のテレビやおもちゃを壊したりもしている。インドと中国は上海協力機構のモスクワでの会談に際し国防相間の会談で緊張緩和で合意したというが、これが何度目になるか。

 2020年はインドと中国は国交樹立70周年。中国に関連する118のアプリ禁止の中には、『PUBG Mobile』のほかにも、『Alipay』『Baidu』メッセージングアプリ『WeChat』も含まれる。

 インド政府が、「インドの主権と一体性、インドの防衛、国家の安全と国家秩序の侵害」に関与しているとして118種類の中国製アプリを禁止したことを発表したのはなぜなのか。

 インド政府は、2020年6月にTikTokやWeChatを含む59種類、7月に47種類、今回の禁止命令で合計224種類の中国製アプリを禁止。
 PUBGについては以前から中毒性があるとインドで問題視されていた。

 国境の問題でインドの中国もアメリカや国連などの関与を拒否している。
 差しの争い。現実と仮想現実の区別がついているうちはいいのだがと心配してしまう。

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