バングラデシュでレイプ犯に死刑を適用【従来の最高刑は終身刑】

バングラデシュ性被害の学生焼殺で被告16人全員に死刑判決が出たのは2019年10月24日。4月に女子学生が校長による性的行為を届け出た後に灯油をかけられ焼き殺された事件で、殺人罪に問われていた。3月、校長に不適切な方法で繰り返し体を触られたとして警察に被害届を提出し校長は逮捕されたが4月6日、期末試験を受けるために登校した際に学校で校長を擁護する人物に火をつけられた。顔を覆うブルカを被った数人が女子学生を取り囲み、校長への訴えを取り下げるよう迫り拒否すると火がつけられた。救出されたが全身の8割にやけどを負い4月10日に死亡。自殺を図ったという偽情報を拡散するために、多数の地元の警察官が協力していたことも判明。ハシナ首相「法的措置から逃れられる犯人はいない」。
2020年10月12日、バングラデシュはレイプ犯に死刑を適用する方針を発表。男の集団が女性1人の服を脱がせ暴行を加える映像がSNSに拡散、抗議のデモが続いた。レイプでのこれまでの最高刑は終身刑だった。人権団体によるとバングラデシュでは2013年以降23人が絞首刑に処され、死刑囚の数は少なくとも1718人。
バングラデシュは死刑存置の国。2019年には、殺人罪、麻薬売買、売春目的のために国外へ児童を人身売買する行為に適用されている。
首都ダッカのレストランで2016年7月に起きたテロ事件では起訴された男8人のうち7人に死刑判決が言い渡されている。残る1人は無罪。事件では、警官2人や日本人の人質ら7人を含む20人以上が死亡した。実行犯5人は数時間にわたってレストランに立てこもったが警官隊の突入で全員殺害された。バングラデシュ当局は特別法廷を設けて、テロほう助や共謀の罪を認めた8被告を裁いた。被告らの一部は法廷から連れ出される際、「我々はイスラム国の兵士だ」と叫んだ。事件直後に過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」が犯行声明を出したが、当局はISISと連携していた過激派組織「バングラデシュ・ムジャヒディン集団(JMB)」による犯行と断定。その後数カ月のうちに、事件の首謀者とされる人物2人を銃撃戦で殺害した。もう1人も警察から逃れようとしてビルのバルコニーから飛び降り、死亡した。被告らは一流校で世俗主義の教育を受けた普通の若者だった。
 レイプ犯も死刑も日本ではあまり知られていないバングラデシュの実情。

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