インドでゴーカートの車輪に女性が髪を巻き込まれて死亡
2020年10月7日、インドの女性がゴーカートを運転中、髪を車輪に巻き込まれて頭部に重傷を負い死亡。南部テランガナ州ミーアペット。家族と外出中の女性がゴーカートに乗ったところヘルメットが脱げ髪がタイヤとエンジンをつなぐ車輪の軸にからまった。頭を車体に打ち付け頭部に重傷を負ったという。8日に別の病院に転院後、死亡。当局はゴーカートコースの責任者を過失致死容疑で逮捕。コースも営業免許が失効していたため閉鎖。ハリヤナ州でも2018年、28歳の女性が髪をゴーカートの車輪に巻き込まれて死亡する事故が起きていた。サリーの先端がバイクに巻き込まれるという事故も思い出される。想定外だが過去の例を教訓にしないと事故はなくならない。遊園地を利用するならまだ自己責任を前提にしたい。スリルというと不謹慎になるが利用には日本とは別の種類の緊張がある。
日本でも2007年5月5日、大阪エキスポランドの「風神雷神II」の「風神」の車体から車輪と関連する部品が外れて脱輪、乗客1名が死亡、複数名が負傷した。事故により8月9日まで休園し、「風神雷神II」の営業も無期限で停止。「風神雷神II」ほか4施設を撤去すると共に改修工事に入ると発表した。2009年春を目処に再開する予定だったが、2008年10月に自主再建を断念、民事再生法を申請し2009年2月に破産手続に移行した。エキスポランド(EXPOLAND)は、かつて大阪府吹田市の万博記念公園に付帯していた遊園地。1970年に開催された大阪万博のアミューズメントゾーンとして作られた。日本なら遊園地ごとつぶれる。