コロナ後世界の非接触【1】

新型コロナウイルスのインドでの感染者数は二〇二〇年十月に七〇〇万人を上回り、その後も世界一の新規感染者数で増え続けている。十三億の人口大国インドでは、密閉・密集・密接の三密に加えて、「密着」も加わり、四密の出口の見えない状況が続いている。そのインドにグーグルが一兆円の投資を発表。アマゾンやフェイスブックなどのアメリカの巨大通信関連企業が相次いで資金投入を実施した。インドではティックトック(TikTok)などの中国製アプリが禁止となり、そこにアメリカのGAFAが競うように押し寄せている。コロナ禍を契機に途上国インドで急拡大する巨大なリモートビジネスの成長を見越したものだが、背景にはアメリカと中国の緊張関係やパワーバランスの変化がある。世界有数の富豪に成長した新興財閥を含む、コロナ後世界のインドの通信事情と対米関係について考察する。

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