コロナ後世界の非接触【6】SNSが欲しいマイクロソフト


アメリカの大手IT企業といえば、もうひとつGAFAには入っていないが大事な会社がある。「M」マイクロソフトだ。マイクロソフトのトップを務めるサティヤ・ナデラはグーグルのピチャイ同様インド出身で縁が深い。ナデラはクラウド技術の拡大で頭角を現し、ビル・ゲイツ、スティーブ・バルマーに次ぐ三代目の最高経営責任者(CEO)になった。ウィンドウズで一時代を作ったマイクロソフトだが、GAFAと同様のSNSの顔となるアプリが欲しいところだろう。そのマイクロソフトが買収に向けて動い「た」のが、問題の発端となった中国の動画アプリのティックトックなのだ。
アメリカは中国との対立を背景に一丸となってインドに接近している。コロナ禍で先の見えないインドになぜアメリカの大企業が強い関心を寄せるのか。そこには忘れてならないあの人の存在がある。

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