元号と国定暦

日本の新しい元号が「令和」となった。表音文字のインドでは「リーワー」と報道された。 令和は、中国では酒造メーカー。REIWAはオーストラリアでは不動産会社の名前。REIWAは、日本政府が世界各国ににファックスで通知したというが、アルファベットの綴りでは、正しい発音はわからない。 ドイツならライヴァー。Rの発音も様々に異なる。

インドでは、ヒンドー暦など地域や民族、宗教によって異なる暦が使われてきたが、イギリスからの独立後、ばらばらの暦が混在する状況は好ましくないとして、57年から「インド国定暦」が施行された。ただ、一般には国定暦は使われていない。主に官公庁の官報、政府発行のカレンダー、公共ラジオ放送などにとどまっている。地域によってはイスラム暦やベンガル・カレンダーなど各地域・民族固有の暦と併用する。伝統的なヒンドゥー暦が太陰太陽暦であるのに対してインド国定暦は太陽暦だ。年始はグレゴリオ暦(西暦)の3月22日に当たる。西暦から78年を引き、3月21日以前では79年を引くと国定暦の年になる。例えば西暦2000年3月21日は国定暦1922年になる。日本人として「和」を元号に求められる国のありがたさを感じる。

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