御曹司の辞任

インドの最大野党、国民会議派のラフル・ガンディー総裁が、ことし5月に行われた総選挙でモディ首相率いる与党に大敗した責任を取り、総裁を辞任する考えを表明た。ことし4月から5月にかけて行われた議会下院の選挙では、542の議席のうちモディ首相率いる与党、インド人民党が303議席を獲得して単独で過半数を確保したのに対し、最大野党の国民会議派は52議席にとどまり、ラフル・ガンジー総裁の責任を問う声が強まっていた。
 ガンジー総裁は3日ツイッターで声明を発表し「わたしたちの党の将来の発展のために責任を取ることが重要だ」として総裁を辞任する考えを表明した。ラフル氏はインド政界の名門「ネルー・ガンディー家」の出身で、父や曽祖父は首相を務めた。総選挙では「王朝」が長年、地盤としてきたウッタルプラデシュの選挙区で落選した。ガンディー氏は総選挙敗北直後の5月25日に行われた党の最高執行機関である会議派執行委員会(CWS)の会合で、党総裁職を引責辞任することを申し出たが、党執行部は申し出をいったん拒否し、慰留に努めていた。
 ツイッターにアップされた辞任の手紙は、「アカウンタビリティー」を退場の理由としている。負けたのだから責任を取る、としながらも、国民会議派への執着は隠せない。モデイ氏の年齢を考えると、将来に含みを残したものとも見える。国民会議派は、69年にも大後退している。インドの政治は長い目で見る必要がある。後任については、自分が口を出す立場にはないとしている。
 妹のプリヤンカは、インド人民党に対し「権力に酔うな」とこちらは目つきが厳しくなってきている。

後任の総裁には再び母親のソニアの就任が決まった。

御曹司の辞任” に対して2件のコメントがあります。

  1. アチャリア より:

    サンジャイ・ガンディーの息子の存在が気になる

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